勤めてたベンチャーを退職勧告された26歳の転職日記

ある日突然追い出し部屋のような異動をさせられ、次には退職勧告された26才ITベンチャー営業マンが転職活動を成功させるまでの道のり

外資系企業の口コミ・評判はglassdoorでチェック

外資系企業の多くは口コミがない

転職する際に、実際に働いている人の本音を知りたいですよね。

その際に会社の評判、転職会議、vokersはよく活用されると思います。

しかし、日本法人が非常に大きな企業を除き、

外資系企業はこれらのサイトに情報が載っていないことが非常に多いです。

 

外資系企業の転職活動では、会社規模は大きいが日本法人の規模が数十人程度という求人はザラにあります。

その場合、転職サイトの口コミは0であることが多いためどんな労働環境なのかキャリアパス、待遇面や人間関係などの情報はほとんどありません。

そこで使うのがglassdoorという海外企業の口コミサイトです。

転職会議の海外版ですね。

 

glassdoorは海外の転職会議

日本の口コミサイトでは情報皆無な会社も、ここで探すとめちゃくちゃ出てきます。

glassdoorは英語を使っている会社であればほぼ地域関わらず登録があるサイトです。

 

使った転職サービスやエージェント、そして受けてた会社

私はサービスとエージェントはそれぞれ一つずつしか使っていません。

理由はそれで事足りたからです。エージェントはかなり積極的にいろんな案件を紹介してくれました。

使った唯一の転職サービス:キャリトレ

「き、君この人材はどこで?」

「キャリトレー!w」のアレです。

www.careertrek.com

 

使った理由:見やすい、いろんな企業が登録している

f:id:onceyoufall:20181203235006p:plain

求人情報も見やすいし、登録した経歴でワンタッチ応募できる

やりとりも付属のメッセンジャー使える

ということで僕はよく利用していました。

 

ここでは直応募で上場している某ニュースアプリ会社と、エージェント経由の某ベンチャーの海外法人の求人が最終面接まで行きました。

ちなみにこれを書いている現在、どちらもまだ最終面接受けていません。

海外法人の方はアジアに居ながらにして年収が500万円からという夢のような案件でしたが親が海外勤務はダメとか言ってくるのでNGでした。

実はこれを書いている今は結構迷って居ます。

海外で生活するのは自分の夢でもあったので。

 

日本と同じ給与水準の海外勤務ってそうそうないんですよね。

しかも、そこの社風もとても好き。

うーーーーーーーむ

使った唯一の転職エージェント:Adept Group

f:id:onceyoufall:20181209164324p:plain

今回僕は転職活動ではこのエージェントしか使いませんでした。

と言うのも、IT業界勤めてれば知っている有名外資企業ばかり紹介してくれて

面接に困らなかったからです。

Adept Groupは外資系の人材会社です。基本的にエージェントとは英語を使ってやりとりします。

どこかのブログでも言ってたけどこの時点である程度英語ができるかどうかと言う篩にかけられているのだと思う。

ちなみに、日系企業もクライアントなのもあり実は日本人のエージェントもいます。

 

Glassdoorという、外資系の口コミサイトによると日本でのエージェント事業が売上の割合を高く占めているらしい。

 

結果

書類選考20社

面接6社

最終面接4社

内定3社

 

という感じです。ちなみに、落ちたことは基本的に知らされませんw

連絡が特になければおちたのだと思いましょうw

実際に面接進んでからの通過率を考えると、外資は書類選考が一番厳しいステップなのかもしれません。

案件紹介までの流れ

LinkedInからコンタクト→10-15分の電話→英文レジュメ作成→通ったとこの面接日程調整という感じです。

最初に電話で転職願望の強さや自分がやっていたこと、希望職種について簡単なヒアリングがあります。

それが終わったら今後の流れについてやどんな企業を紹介できるかを教えてくれます。

サクッと終わるので仕事の昼休みでも終わらせられます。

 

そのあと本格的に案件紹介が始まります。

転職者を総合的に担当するメンター的な人と、会社ごとの担当がいて

まず、メンター的な人が企業のフロントに立って企業の興味有無を転職者に確認し、

応募を希望してからは会社ごとの担当が日程調整など対応する感じです。

もらえる案件

基本現状の職種に関わる案件が多いですね。

私の場合は営業なのでインサイドセールスやポストセールス。

営業は一年しか経験ないためプロを求めるフィールドセールスの案件は少なめでした。

 

企業名あげるとTableau,BOX,Stripe,DELL,Redhat,Uipathなど有名企業やユニコーンなどたくさん。

日系企業ワークスアプリケーションズバリューコマースなど。

 

使うエージェントを厳しく選別している会社が多い中、いくつかの企業は

Adeptをメインで使っている。働いている人のLinkedInで、Adeptの人が共通のつながりになっている社員数の多さで推測ができる。

 

良かったところ

いい案件を紹介してくれる、連絡がコンスタントであることですね。

自分の経歴からするとすごくいい企業や面白そうなところを紹介してもらえました。

 

他の日系エージェントもいくつか話は聞きましたが、待遇が100万円違いますね。

ただ、en worldという外資求人扱うエージェントも結構面白そうな案件紹介してくれたんで外資は全体的にいい案件が多いのかもしれない。

 

悪かったところ

フィードバックがあまり細かくなかったと感じました。

結果的に面接はよく進んだからいいですが、面接に対するフィードバックはほぼ皆無ですね。

給与交渉も、「予算が決められていて難しいと言われた」とエージェントから言われましたが直接交渉したらすんなりあげてもらえました。

それに、企業から添付された資料の添付漏れもありました。

 

ちなみにみんながみんなではなくごく一部の人だけです。

それに、紹介してくれる案件は魅力的ではあるので自分がしっかりしてさえいれば

あまり問題にはならないかも。

ただ、そういうところもあるのでお世話になる際は気をつけてくださいね。

 

実質クビになってから転職活動して気づいたこと

語学は飾りじゃない

まず、英語が使えるということが新卒以上に活きていると言う事。

これは働いている時も、転職活動時も感じました。

働いている時

まず、会議が楽。

前回の記事に書いた通りぼくは現在2社目でSaaS提供の会社で働いているわけなのですが、社員の4割が外国人ということもあり会議によっては英語を使ったりしていました。

※前回の記事はこちら

 

changecareer.hatenablog.com

 

その時、億劫に感じることなく英語が喋れるとすごい楽です。

正直、英語できなくても他の英語できる人に通訳お願いすればいいんですけどそれって

お願いする側も、伝えたいことをいちいち通訳お願いしなきゃいけないし

相手の答えも通訳待たなきゃいけない。

 

展示会でも活躍
展示会に出展すると、外人の人が毎回少ないけど通りがかる。

その時に英語ができると、そのお客さんもしっかり対応できる

 

転職活動時

外資系への道が急に開ける。

LinkedInからエージェントのコンタクトがあり、経歴書を英日両方出したら

結構大手のところやユニコーンユニコーンじゃないけどシェア強い面白そうな外資ベンチャーなど色々なポジションを紹介もらえて

うち4つが最終面接までこぎつけた。

3つ内定が出ていて残りの一つは明日最終面接。

 

正直、営業スキルは一年くらいだし大したことがないのだけど

外資系は営業の登竜門的なポジションであるインサイドセールスという

職種があり、そこでは語学力と営業スキルの両方を求められる。

 

そして、その両方を持っている人は市場全体で言えば以外と少ないので

日系企業に比べて求めるスキルの要件は結構優しめになる。

 

LinkedInは外資系への道

外資系に行きたいなら、ここに自分の経歴を英語で簡単にでいいので登録しているだけでエージェントから連絡が来る。

そして、すごい色々紹介してくれて「本当にそんなとこ行けるの???」って思っちゃうけど意外といけるw

逆に言えば、これないと声もかからないので外資系に行きたい人はまず絶対登録しましょう。

 

新卒就活で成功しなくても、IT業界は問題ない

IT業界は他の業界と比べて転職によるキャリアアップが浸透している少し特殊な業界です。

もし就活で希望の会社に入れなかったりベンチャーに行ってしまったとしても

そこで経験をしっかり積んでいればなんとかなります。

 

ちなみに、もし新卒で入った会社がレベル低かったらさっさと転職することをお勧めします。

そこで過ごしている時間が機会損失だと考えます。

 

僕の場合、ITベンチャー→ITベンチャー外資ユニコーン

という感じですが2社目が結構有能な人が多いベンチャーでした。

 そこで結構色々なことを任せてもらえたからこそ今回の転職が成功したのだと思って居ます。

そのため、実質クビ状態ではありながらも未だその会社はいい会社だったなと思います。

 

要はいかに色々な経験を積めるかがキャリアアップにおいては大切ということですね 

このブログについて

まず、どんなブログなのかを具体的に紹介します。

どんなブログか

20代で実質クビになった人が転職活動を初めて終わるまでを描いた

日記的なブログです。

ブログを作ることにしたきっかけ

今、これを書いているのは第一志望の企業から口頭内定を貰った直後です。

・突然左遷される

・突然退職勧告される

・突然転職活動を始める

など色々突然すぎることがありました。

ちなみにまだ3週間くらい前の話です。でも何とかなりました。

むしろ、キャリアアップが結果的に成功。

年収は200万上がったし、外資系の面白そうな会社に転職できることになりました。

 

そして就職まで結構ヒマなのでどうせなら、すごい少ないだろうけど同じような境遇の人に向けて情報を残そうと思いはじめました。

 

また、転職活動始めるさいにネットでググって出てきた外資系の会社クビになった人の転職日記がかなり心の励みになったのでぼくもそういう情報提供したいなあと思ったのがきっかけです。

筆者のプロフィール

26才の男。現在2社目。

2016年大学卒業後、メディアを運営するベンチャー企業に入社。

そこで広告記事のディレクションや営業のサポート業務を経験。

その後、SaaS提供のベンチャー企業に入社。

グロースハックと営業を経験。

そしてある日突然退職勧告を受けて転職活動を開始、何とか第一志望の会社に内定。

 

書こうと思っていること

中途採用において、語学が案外活きる

・退職勧告受けても、経歴書にかけるようなことがあれば意外と何とかなる

・LinkedInに英語で仕事書いていると意外と外資系への道が開ける

・どんな企業を受けたのか、どんなエージェントを使ったのか

・退職勧告受けて争うときの法律事務所選ぶ時の注意点

 

こんな感じです。

 

今後について

おそらくこのブログは書ききりだと思います。

書いた後は多分更新されない。

今入社まで超絶暇で、ゲームも動画も楽しみ尽くして飽きてしまったので

ブログをすごい勢いで書いていこうと思っています。

そんなかんじ!